赤外線漏水調査
赤外線漏水調査とは
雨漏りが発生いたしますと、壁面や天井などに水分が滞留します。
躯体内部に水分が滞留していますと、気化熱の影響により周囲より低温となり、その箇所を赤外線サーモグラフィーで撮影すると、水分の滞留部は周辺に比べ、低温で表示される特徴があります。
従来の漏水調査(雨漏り調査)では、目視調査や散水調査で雨水の侵入経路(水路)を特定していく方法が主流で(場合によっては開口部を設ける開口調査もありますが)、調査者の経験と勘に頼るところが多く、雨水の侵入経路や原因が特定できず、何度も修繕工事を繰り返すというケースもあります。
ウーニクスの赤外線漏水調査は、赤外線法に関する専門の知識を有する技術者が赤外線サーモグラフィを使用して、雨漏り(漏水)が発生している箇所と侵入経路と思われる箇所周辺の調査・撮影を行います。そうしますと、赤外線画像上に水分が滞留していると思われる箇所が低温で表示されますので、躯体内部の状況が壁面や天井部に手を加えることなく把握することが可能となります。
また、同時に侵入経路(水路)と思われる箇所に散水調査を行い、散水の前後で撮影を行いますので、より確実な調査結果が得られることとなります。
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赤外線漏水調査の流れ
雨漏り(漏水)の発生箇所と発生時の状況をお伺いします。
お伺いした内容を基に、侵入経路(水路)となっている可能性のある箇所を絞り込みます。
散水調査を行う前に、建物内の雨漏り(漏水)の発生箇所と侵入経路(水 路)と思われる箇所を赤外線サーモグラフィーで撮影いたします。
雨水の侵入経路(水路)と思われる箇所に散水調査を行います(1箇所あたり30分~1時間程度)。
散水調査により、雨漏り(漏水)が再現した場合は、侵入口付近と発生箇所の撮影に移ります。
※1箇所目で再現しない場合は、2箇所目・3箇所目と繰り返し散水調査を行います。

散水調査により、雨漏り(漏水)が再現した箇所と、侵入口付近の撮影を行います。
散水前に撮影した画像と対比して、侵入経路(水路)が明確になります。
赤外線漏水調査で撮影した画像データをお渡しして調査完了となります。
データのお渡し方法は、SDカード(microSDカード)の読み込み可能な環境があれば即時のお渡しが可能です。
上記の環境がない場合は、翌日以降のお渡しとなります。その際のお渡し方法は、お客様の環境に合わせて、柔軟に対応いたします。
※別途調査報告書をご希望の場合は、報告書作成費として6万円(税別)が必要となります。
赤外線漏水調査の費用
ヒアリング~画像データ納品まで 10万円(税別)
調査報告書 6万円(税別・報告書作成費として)
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調査時に仮設足場や高所作業車などが必要な場合は、別途となります。
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遠方の場合、交通費・宿泊費等の出張経費が別途必要となります。
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現地調査完了後、数量集計に取り掛かり、報告書を作成いたします。成果物の納品は、現地調査完了後、およそ5営業日後となります。